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汚名 

1946 イングリッド・バーグマン,ケーリー・グラント主演 アルフレッド・ヒッチコック監督 制作国:米 101分28秒

評価:B

 単刀直入に、本作の見所はデブリンとアリシアの“微妙な”恋愛関係だと思います。捜査(仕事)のためなら恋人を他人と結婚させることも辞さない(つもりだった)デブリン。最終的には彼(デブリン)の役に立てるのならと渋々セバスチャンと結婚することに決めるアリシア。特に、セバスチャンとの結婚の意思確認の際に、アリシアは結局本心からセバスチャンを愛しているとは公言していないところはミソです。引っ張るに引っ張った挙句、アリシアが生命の危険に曝されてしまうところなんかは、尚更に自分達が正直に好きだと言えなかったことに因るものだと考えると(アリシアの意思確認の前後で彼らが堅く契っていれば結婚以外の手段を取ることも可能だったでしょう)切なくなります。

 しかし彼ら、通常ならデブリンの職務(アリシアにセバスチャンを諜報させること)に反してでも駆け落ちするのがベタでしょうが、ちゃっかりと任務をこなしているとこは奇跡としか言いようがありません(その後デブリンがスペインに行くことになっていた件についてはどう処理したかは知りませんが)。おまけにその任務で探し当てられたウラニウム,映画を観ただけでは何故この砂が危険なブツであるのかは分かりにくいのですが、実は当時の世相を反映して「原子爆弾の材料」として使われる予定のものであったと知って(他サイトを参照して)なお一段と組織ぐるみで働かねばならぬ理由が分かったような気がします。確かにこれだけ大規模な計画ともなるとデブリンも任務に従わなければならなかったわけだ、と。言わば「本来は結ばれてはならぬ(感情移入してはならぬ)関係にある者同士が密かに互いを思い合っていた」という環境だからこそ曳かれるものがあったのでしょう。

 評価は・・・正直かなりし辛かったですが、そこは困った時の「B」頼み。同じヒッチコック作品の『サボタージュ』や『断崖』(何れも前記)に比べれば謎を秘めた部分,それを解明していく部分は余りなかったように思われますのでその部分では劣ると思います。ただ“微妙な”恋愛関係の描き方,アリシアを救い出すためのデブリンの身のこなし方等では目を瞠るものがあったので『断崖』よりは高い「B」、という次第とさせていただきます。
 (2006年12月30日21時54分08秒記す)
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[2006/12/30 21:54] ポケットシネマ | TB(0) | CM(4)

♯3 つり具の怪 

 珍遊度:★★☆☆☆

 とある日の夜、都内某区の路上を歩いていると・・・

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 出た。

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 ・・・というか、マンマと嵌まってしまいました。

 確かに嘗てラーメン屋の看板で「まずい」を逆さにして「うまい」を表現させたもの等を見たことがあります。が、ことコレに関しては何故「つり具」を逆さにさせたのかが不明。一応、下の建物は釣具屋さんみたいでしたが・・・。

 そして、更に奇怪なることには・・・

20061229110616.jpg


 逆さにして見てみても「つり具」とは読めません。(これこそカメラの奇跡です)

 まさか戦前・戦中のように右から読めということはないでしょうし、単に作り間違えたから逆さにしただけなのだろうか。・・・にしては、余りにも間抜け過ぎるしな・・・。考えれば考えるほど謎が深まります。正に「つり具」に“つられた”感じです。
[2006/12/29 11:22] ナニヤ珍遊道 | TB(0) | CM(3)

既・1200人超! 

 何故だかここ最近、反則的な勢い(22日34名・23日12名・24日6名・25日8名・26日5名・27日7名・28日33名・29日2名)で訪問者数が増減しております。私的にはある特定の日に限って急激に増えていることから、多分私の知人がリンクして下さった際の反動によるものだろうと考えています。

 ・・・つまり、この仮説からするとリピーターが極端に少ないというわけですね,はい・・・(汗)。
 (2006年12月29日03時14分15秒現在、1205人)

都営が遅れれば・・・ 

 都営が遅れればメトロが合わす。メトロが合わせれば、メトロは遅れる。メトロが遅れればJRの終電一本前を逃す。JRの終電一本前を逃すと終電になる。終電になれば10分遅れで家に着く・・・かと思いきや。

 JRの終電でアクシデントが発生しました。

 そう,人身事故です。

 しかも、私が待っている駅でです。

 つまりヘタをすれば、その現場を見た,或いは自分が被害者になっていたのです。

 勿論、若くしてトラウマを作るまでの根性はなかったので遠くから覗き見する程度しかできませんでしたが、お蔭で1時間ほど遅れて帰宅することになりました。

 んで、リアルに記事を書いているのがこんな時間。。。

 いわゆる「相当因果関係」があったとまでは言いませんが、それにしてもこれが都営によって導かれたものであると思うと虫酸が走る。

 「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」―――人の怨みは怖いモンです。

就活休止中 

 クリスマスを境にぱったりと企業説明会等は途絶えてしまいました。。。

 まあ私自身も「卒業しない」けど卒論を書かなきゃなんないし、そういう意味ではこれからのこの1,2週間は大変貴重なものとなってくるだろうと思います。

 現役生と比べ今の私の強みは、期末試験をひいひい言う必要がないことですから、それを最大限活かさない手はないでしょう。

 願わくば年内、遅くとも年明け一週間まではある程度の目処をつけておきたい・・・。そして後は只管「自己分析」と「業界研究」に集中して・・・。

1.67倍ハメハメハ・・・ 

 ガヤガヤ・・・ガヤガヤ・・・

 電車に揺られながら、今日これから待ち受けているであろう2つ目の企業訪問に向けて準備は万端なはずであった。

 行先は新宿から浅草。様々な経路が考えられる中、石部は少々高めではあるが一番近くに位置していた「都営」を利用することに決めた。

 残り時間は35分ほど。駅員に聞くのが一番手っ取り早かろうと改札附近にいる駅係員へと声を掛けた。

 石部曰く、すみません。新宿から浅草行くにはどの経路で行けばいいでしょうか、と。

 駅係員曰く、それなら大門方面ですね。6番線にお進み下さい、と。

 言われるが儘「駅員を疑う」ことを知らぬ純真無垢な石部。反対車輛を見送りつつ意気揚々と大門方面行きへと乗り込む。

 車内の路線図を細部まで眺めていた石部は、ふとその己が向かう方面と逆側の方面とで駅の数が圧倒的に異なることに気が付いた。

 石部の表情は一気に蒼ざめ、恐る恐るその駅数を数え挙げてみると・・・

 ハ、ハメられた・・・

 石部は心の中で、そう呟かずにはいられなかった。なんと、蔵前駅(浅草へ向かうまでの乗換駅)まで最短(自車線と反対側)で12駅だったのに、今自分が向かおうとしている方面とでは4駅ほどの差がある・・・。

 気が動顚して国際競技場駅(新宿駅から2駅目)で降りた石部は、大江戸線が環状型になっていることを利用し反対側の車輛へと乗り込んだ。山手線で言うなら新宿から上野まで行きたいのに品川方面を教えられ、慌てて代々木駅で引き返したような感じである。

 これで「最小限の被害に収まった」と安堵する石部。ところが落ち着く暇もなく、又も悪夢は襲いかかってきたのである。

 耳にした駅名は何と―――西新宿五丁目ではないか―――

 ハ、ハメられた・・・

 都庁前駅からもう一つ、光が丘方面へと分岐している。つまり、石部が乗り込んだ車輛は環状線の方ではなかったのである。山手線でいえば、ちょうど京浜東北線と間違ったようなもんだ。

 すぐさま西新宿五丁目で降りる石部。反対車輛の到達まで4分ほどあった。この間にアンケート(クレーム)書でも取りに行こう。

 ・・・こう思ったのが間違いだった。

 アンケート書がなかったのは勿論のこと、驚く事勿れ,何と次の電車まで逃してしまったのである。

 ハ、ハメられた・・・

 予定時刻へとデジタル時計が変わるや否や扉が閉まる。そこには「寛容」の二文字は存在しなかった。
 
 仕方なく次の電車を待つ石部。最早「目的地」と化した「蔵前」までは「ナントカ御徒町駅から二駅だ」という覚え方しかできないほど石部の周りを諦念なるものが取り巻いていた。

 そんな状況だったから、またもポカをしでかした。

 ハ、ハメられた・・・
 
 蔵前駅の前には「上野御徒町」駅と「新御徒町」駅と二つの「御徒町」が入る駅がある。

 ここでどのようなポカをしでかしたかはもうお分かりだろう。そう,「新御徒町」駅を基準として2駅目を数えてしまったのである。
 
 何やかやがあって漸く蔵前駅へと到達した石部。蔵前から浅草までは電車に乗ってたった1分だから恐るるに足らないだろう。

 ・・・そう思ったことが石部の誤算だった。

 ハ、ハメられた・・・
 
 何と都営大江戸線蔵前駅から都営浅草線蔵前駅へと乗り換えるには270m。しかも一旦地上に出てまで歩かなければならないサマである。

 ・・・ここで更に余計に5分以上は費やしただろう。

 
 その後、石部が企業に遅刻したことは言うに及ばない。当初の予定より30分以上の大遅刻である。

 “高い”“不便”“不親切”。この「悪しき三拍子」揃えた「都営」という新たな固定観念が私の中で形成されてしまった。

 今のうち、来年度分の悪運をも経験しているんならそれで良いんだが・・・。それとも何か、一昨昨日に行った日光での霊(後日記す)に取り付かれてしまったとでもいうのか・・・。
 
 ※この話はノンフィクションです。

お詫び 

 すんません。「公開」記事と「下書き」記事とを押し間違えて、未完成の記事をフライング公開してしまいました。

 該記事についてはまた後日改めて公開させて頂こうかと思います(と言うのも、既に7人の方が来訪されていたため)。

 
 さて、これから筆者は敢えて「一人で」イクスピアリにでも赴いて、最近流行のノロウィルスにでも罹って、今年度中の悪疫を取り払って、来年雄飛するための準備でもして来ようかな・・・

漸・1100人突破!! 

 毎度、恒例の挨拶となっておりますが、本当に本ブログへのご訪問有難うございます。
 仮初にも只今「ネガチブ時代」という肩書きの下、本ブログを書かさせてもらっておりますが、読み終わった後、少しでも「アハハ・・・」という感覚を抱いて頂ければ石部,冥利に尽きます。
 (2006年12月23日02時50分18秒現在、1133名)

うまい棒をどうぞ~番外編~ 

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 ゴメンなさい。「うまい」じゃありません。折角番外編を書いたというのに「うまい」じゃないとは何たる失態・・・

 とりあえず新種が出たことを機に私の頭が「載せなきゃ、載せなきゃ」と頻りに疼くので、止むを得ず載せさせて頂きました。

 評価は・・・前シリーズの「しみこみチョコ」は評価対象としておりませんでしたが、それよりは劣る感じ,人によっては此方が好みかもといった感じです。つまりは「人によって評価が分かれそうな味」です。私的には「しみこみチョコ」の方が好きです。これを食べる前に「きなこ棒」の味を連想してしまったせいでしょうか。値段は・・・変わらず50円前後だったと思います。高い。

 ま、こんなところです。漸く頭のズキズキが解消されてきた・・・

 【★うまい棒をどうぞ★】

飲ム症? 

 今日はノムショウ(野村證券)のセミナーに行ってまいりました。

 正直な所、野村證券の話は何時聞いても入りたくなる。説明も他の企業に比べて実に分かり易いし、社員も皆それなりに自信を持っている。

 「ノムショウ良いかも・・・」って陶酔していた矢先に突如現実的な質問。

 
 学生A「営業が厳しくて辞める人も多いのではないですか?」

 社員B「いいえ,そんなことはありませんよ。実際は割と少ないと思いますよ」

 ・・・そうか「割と少ないと思います」か・・・。

 更に畳み掛けるように次の質問。

 学生C「内定辞退したらカレーやコーヒーをかけられたとの噂を良く耳にするのですが・・・」

 ・・・かなり冒険的な質問だ。特に受けるつもりはないのだろうか。

 社員B「いいえ,そんなことはあり得ませんよ(笑)。第一学生にカレーは出しませんし、コーヒーも出しません。・・・まあ善きにせよ悪きにせよ、それだけ噂にされるっていうのは却って気持ちが良いもんですよ。」

 ・・・吹っ切れた。そりゃあ出す前にかけちゃえば学生に出すカレーもコーヒーもないだろう。。。

 ・・・と専門用語が飛び交う質疑応答の中、石部の頭は空中遊離しているのであった。
 
 ※一部フィクションです。

この先、分岐点 

 今まで主として金融業界ばかりを廻ってきたので、趣向を変え、不動産業界にも足を運んでみることにしました。

 実際のところ、若しかしたら不動産という“目に見える”もの(屡々言い回されるフレーズですが)の方が自分にとっては向いているかもしれないなとか真面目に思いました。但し、“目に見える”ものとは言ってもメーカーのように何となく「理系が拵えたものを文系が売る」という構図(飽くまでもイメージ)ではなく、その企画・開発部門まで文系が携わることができるといったものです。熱い思いさえあれば他社,他業種とも連携して一つの大きな目標に向かっていけるという点がその醍醐味でもあるでしょう。

 問題はただ一つ。採用人数が少ないこと。志望理由を聞かれたら一番何とか答えられそうな感じですが、そもそも採用する数が少ないんだったら受かるのは・・・なかなか難しそうです。まあそれでも取り敢えずこの業界も視野に入れて就活を進めていくという気となった点では昨日の説明会は大きな収穫だったと思います。・・・ってか、単に自分自身が金融しか狙い撃ちしてなかっただけか。。。

Q&A 其の参 

 折角第Ⅱ期も続いていることですし、本ブログに対して想定し得るであろう疑問について再度説明しておこうかと思います。勿論、新たに質問して下さること大歓迎です。

 
 Q12.ようやく写真をアップしましたね。何かあったんですか?

 A12.いえ,特に何もありません。ただキーボードの下にメモリーカードが潜んでいただけです。


 Q13.写真の大きさがバラバラで『うまい某作戦』の記事が見難いのですが・・・。

 A13.改めて写真のサイズを「s(小)」に統一しました。是非今一度ご覧下さい。


 Q14.リンクしても良いですか?

 A14.俗に言う「公序良俗」に反しないものなら大歓迎です。事前の通知,承諾等も一切不要です。


 Q15.現在のテンプレートは何代目ですか?

 A15.12代目です。


 Q16.どうしてこのようなテンプレート(クリスマスヴァージョン)なのですか?

 A16.黙秘権を行使します。
[2006/12/17 00:28] 本ブログ全体について | TB(0) | CM(0)

グループ・デスカッション 

 本日は某セミナーで模擬GD(グループ・ディスカッション)を体験してきました。

 正直、結構思ってた通りのところもあり経験的には「?」でしたが、採用者側が無言になるだけで異様な雰囲気になることはわかりました。

 比較的自由に意見を出し合えるのは少し安心したところ(テーマが広いため?)ではありますが、意見を出し合うが故に収拾がつかなくなってしまったこともあり「気をつけなきゃなー」って思いました。人事曰く、皆で合格することを意識せよ、と。そうすれば自ずからグループ全体の評価がよくなるのだ、と。

 ・・・ってか、これってグループによって運不運があるんじゃね?
 
 
 「基本不合理」。・・・これが就活の隠れた原則のように思えてきました。
 (終わり)←何だか最近、書くのがメンドくて就活で仕入れた情報の受け売りに終わっている感が・・・

意識貫徹能力 

 今日は8時前に起きたにも関わらず、電車が遅れてギリ遅刻(10時開始),おまけに参加票忘れという失態を曝しました。まあ、そのセミナーはそれだけで済んだだけで良かった(?)のですが、問題は次(午後2時から)のセミナー。

 
 先ずは腹ごしらえにと1時からカレーを食べ、いざ出陣・・・・・・

 ・・・してみるも、肝心要の業界説明で電気が消され「ジ・エンド」。何を話していたかもさっぱり覚えていません。ただ唯一覚えていることはといえば、重い瞼を押し上げた瞬間に講演者と目が合ったかと思われたことぐらい。

 勿論、つまらないとか何とか言うわけではありません。飽くまでも「無意識」の内に、なのです。こればっかりはどうしようもありません。そして解決のしようもないのが実際です。そう、このブログを書かず早く眠ること以外は。

情報吸収能力 

 今日もバイト帰りの終電でこの時間、明日もまた10時からセミナーが始まります。。。

 ところで、忙しく過ごしていくかの中でふとした疑問。

 ―――セミナー行くのは良いが、果たして情報を上手く整理できているのだろうか―――

 何だかセミナーを予約し,行くだけで「就活している」ものと安心し、肝心の自己分析やら業界研究やらが疎かになっている点は否めません。セミナー資料の中には殆ど目を通さないものも多くありますし、毎日家に届く幾通もの資料となればその余裕は全くないと言っても過言ではありません。ああ・・・そうだ・・・企業のHPも見なきゃなあ・・・(鬱)。

 正直な所、私としては情報が氾濫し過ぎて上手く処理し切れてない、というのが実際です。何処かしら自分の興味を駆り立てる企業と巡り合えれば、ということを一縷の望みとして只管セミナーに参加しているわけではありますが、今のところピンと来るところは余りないように思われます。

 今現在、私が巡っている業界(金融)自体が自分に合わないのか,それとも他の面でのしっかりとした研究が全く不十分なのか。とにかくゼミも終わり、学校に行く必要がなくなった12月だからこそ、これを契機に今月中に何らかの指標となる業界と巡り会えたらなぁ・・・というのが現段階での本音です。

大学は出たけれど 

 最近、企業セミナーとかに行っていてヤケに「卒業できるのにできない」虚しさなるものを感じます。大体企業側の人材を採る時期が早すぎるンだよな,うむ。気付いたときにゃあ、公務員試験や司法試験,大学院受験といった大学4年にならないと受けられない試験にチャレンジする人は一般の道を諦めなければならないことになりかねない。

 同じ代の戦友はいないし、「留年」という汚点付きだし、企業側は飽くまでも22歳で入社することを前提として話をするし・・・で、本当に“孤独な就活”になりそうです。文系なら何処の大学に行こうがクソ食らえです。寧ろ活躍できる期間が延びようものなら「現役」という肩書きさえ付けば、大学なんて一切無意味・・・とまでは言い過ぎでしょうが、それに近いような感覚を憶えてしまうのも事実です。確かに大学での学問が通用するほど実社会での勉強が甘っちょろいものでないことは重々承知していますが、「全学部不問」までいくと何の為に学校行ってたんだかという気持ちにもなります。せめて海外みたいに卒業の方を難しくするとかすべきです。

 嗚呼,フツーにサークルや部活動、留学、バイト等に精を打ち込んどけば良かった・・・とは、大学4年にして躓いた者のリアルシリアスな言でしょう。
 (終わり)

白い恐怖 

1941 イングリッド・バーグマン,グレゴリー・ペック主演 アルフレッド・ヒッチコック監督 制作国:米 111分11秒

評価:A

 続けざまにヒッチコック作品を視聴しています。何でだか時間的に手頃な作品が多いんですよ。

 本作品は心理療法を行う女医コンスタンスの元に、所長としてエドワーズがやって来るところから始まります。彼の著書の偉大さや容姿からすっかりその虜となってしまうコンスタンス。これから彼と一緒に働けるんだ。・・・が、食事中,患者の治療中の彼の言動等から如何やら彼が医者であるかが疑わしい。そこで、彼を知る人物に連絡を取ってみると案の定、彼はエドワーズ本人ではないという。

 「なんのこっちゃ?」と思われるかもしれませんが、つまりは「エドワーズを殺した犯人」が「エドワーズ」に成りすまして病院にやって来ているのではとの疑いをかけられたということです。しかも、その犯人と思わしき当人は記憶喪失。これでは自分が犯人ではないとの主張をすることができません。それどころか当人は罪責感まで抱いているというのですから、事態は相当複雑,困難です。

 しかし飽くまでも彼は殺人を犯していないと信じ続けるコンスタンス。そう、正に彼女の「直感」からのみきっかけとして根気強い心理療法が行われていくのです。。。

 あらすじを語るのに終始してしまいましたが、本作品の見所はやはり何と言っても、「情感」が「冷静な分析による現実」に勝った点にあるでしょう。確かに「医者」という職業柄、患者を平等に扱わなければならないという使命はありますが、医者と雖も「人の子は人の子」,その使命や犯人蔵匿を冒してまでも1人の人間を守り通す姿には「愛情」の強さ・深さみたものを感ぜざるを得ません。彼のみならず彼女自身もまた「命がけの治療」だったわけです。

 今回のコンスタンスの「直感」のみが解決を導いたという点は、私としては一寸無理がある展開のようにも思われましたが、しかしだからこそ作品全体の「稀有さ故の美しさ」を引き出していたのも事実でしょう。いや、それどころか現代で直面する問題というのはこれ(直感)しか頼りにならないことも儘あるとさえ言い得るのでしょうか?
 あと、最後まで飽きさせない謎解き,一応は前に出されていた事実(夢)から解決へと導く展開も良かったと思います。
 (2006年12月09日21時45分08秒記す)
[2006/12/09 21:45] ポケットシネマ | TB(0) | CM(0)

短気バイト?長気バイト? 

 拙者、先月生まれて初めて接客業の面接を受け、現在研修中の身となっております。

 率直な感想,人を相手とするだけあって結構大変です。日雇人足として金ばかりを追い求めていた時とは訳が違います。日雇人足だったら先ずお客さんからクレームが直接飛んでくるなんてこと殆どありませんからね。。。でも、それだけに遣り甲斐があるのも事実です。トイレの場所一つ尋ねられて応えるだけでも「役に立っているな」という実感が湧いてくる位ですもの(通常人からしたらこのやうな感覚は理解し難いところでせう)。

 そして気付いた点が一つ。それは、妙に職場の雰囲気が和やかなこと。必ずと言っても良いほど怒号が飛び交っていた人足とは異なり、実際に人と接することが必要だからか、失敗しても殆ど叱られたりしません。・・・ええ,擦り傷一つでそれを気遣ってくれるほどの優しさは寧ろ怖いくらいです(笑)。人足だったら血が出たところで「そんなこと知るか!てめぇが悪いんだろ!!」の一喝で終わってしまいますもんね。

 多分、この二者(短期の仕事と長期の仕事)を隔てる大きな違いは長期に亙って「信頼」を築けるか否かに関わってくるのでしょう云々。
 (以上)

♯2 これを見たら後で後悔します 

 珍遊度:★★★☆☆

 何の変哲もないスーパーのトイレ前の貼紙・・・かと思いきや・・・

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 ん?

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 一見して見ただけでは見過ごしてしまいそうです。

 よりによって中学・高校生向けとは。しかも内容が内容だけにな~・・・

 まあ、これも近頃の中学・高校生に対する非難の意味を込めたものなのでしょう。うん,きっとそうに違いない。。。

 何だかアレコレ考えている内に頭痛が痛くなってきたな・・・
[2006/12/08 00:19] ナニヤ珍遊道 | TB(0) | CM(0)

♯1 ゾウのある家 

 珍遊度:★★★☆☆

 とある日のセミナー帰り、ふと何処からか異様な雰囲気が・・・。思わず道路の向こう側の建物に目をやると・・・

20061207001510.jpg


 未確認凝固生物を屋上に発見!!!

 コレって明らかに“ゾウ”ですよね???

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 嘗てキリンが家で飼えるとか何とかを宣伝文句にしていたCMがありましたが、今度は“ゾウ”だとは・・・

 しかも全く意味不明だ。ん?いや、待てよ・・・若しかしたらこのビル、下がインドカレー屋だったりするのか・・・?手前の道路が完成してしまったであろう今となっては最早謎に包まれたまま・・・

 詳細をご存知の方、コメント欄に一報お願いします。。。
[2006/12/07 00:26] ナニヤ珍遊道 | TB(0) | CM(2)

アホウ学部炸裂!其の弐 

 本日は、某信託銀行セミナーで「信託銀行双六」なるものを体験。信託銀行で行われる全般的な業務の縮図のようなものだそうです。

 率直な感想、結構面白かったです。数字は意味分からんし、表も読めないし、「%」なんて出てきたときにはもう・・・。でも、楽しみながら学べるという点では画期的だったと思います。一位のチームには賞品もありましたしね。それにしても、双六の説明を聞かずとも自然にルールをポンポンと把握してしまう周りの就活生には唖然としてしまいます。これほどまでに信託銀行業を目指す人には当たり前のことなのか、と。

 でも「信託銀行」に関する業務については何となく理解できたと思います。確かに無計画なまま突っ走ると絶対大損してしまうのは、私の経験則上からも明らかだからなぁ・・・。

 要は「人助け」するという意味だったら、医者も弁護士もFP(ファイナンシャルプランナー)も報酬に差はあれど、本質は変わらないじゃんって。

 ま、何だかんだ言っても信託銀行業に入れてからの話ですけどねぇ~・・・。

1000人到達! 

 遂に1000人。大台を突破させてもらいました。
 
 足掛け8ヶ月。一日辺り大体4人くらいですね。

 そんでそれを祝す意味も籠め、新たな新カテゴリー『ナニヤ珍遊道』を拵えたいと思います。

 主旨としては、普段街中を歩く中で「何や?」と感じた珍しいモノ,変なモノ,遊び心たっぷりのモノを取り上げ、見てもらおうというものです。

 深い意味は・・・・・・余り追究されない方が賢明だと思います(^^;
 
 (2006年12月05日22時04分01秒時点,訪問者数1001名)

アホウ学部炸裂! 

 昨日は、某銀行セミナーで「ライフプラン作成」なるものを体験。銀行業のリテール(個人向け業務)部門で行われる縮図のようなものだそうです。

 率直な感想、全然分かりません。数字も意味分からんし、表も読めないし、「%」なんて出てきたときにはもう・・・。全く前提条件も与えられないまま、アレをすらすらと考えられてしまう周りの就活生には唖然としてしまいます。これほどまでに銀行業を目指す人には当たり前のことなのか、と。

 でも「ライフプラン」を立てる意義については何となく理解できたと思います。確かに無計画なまま突っ走ると絶対無駄遣いしてしまうのは、私の経験則上からも明らかだからなぁ・・・。

 要は「人助け」するという意味だったら、医者も弁護士もFP(ファイナンシャルプランナー)も報酬に差はあれど、本質は変わらないじゃんって。

 ま、何だかんだ言っても銀行業に入れてからの話ですけどねぇ~・・・。

つまらないオセロ 

 遂に、今まで本ブログ上で多大なる影響を与えていた「オセロ」様を完全制圧することに成功しました。㊦
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 おまけに、も一つ。㊦
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 ・・・
 
 ・・・・・・
 
 ・・・・・・・・・え?何が言いたいんだって?

 これでお仕舞いですよ。コレは。

 何か写真を貼ると妙につまらない文章となってしまいがちですが、それだけ不足した言葉を補うに余りある手段であることは確実でせう。

ライスケール 

 某企業の性格診断を受けたり、就活本などを経て目にした「ライスケール」。例えば「あなたは一度も嘘を吐いたことはありませんか」「あなたは人を嫌いになったことはありませんか」といった「いいえ」と答えた場合にはアカラサマな嘘になる類の質問を指します。

 このライスケール,「いいえ」と答えた場合には、「嘘吐き」だとのレッテルを貼られたり、その性格診断の信用力が下がったりと一般に宜しくないと判断される資料になるとのことです。

 要するに「正直に」答えなさいということです。でも、ここで生じた疑問が一つ。それは、先ほどの例(前者)にも示したように「一度も嘘を吐いたことがない」等の強調の語が入っているなら「いいえ」としか答えようがないため別ですが、後者のように特にそのような語がない場合には却って違うようにも捉えられるのではないか、ということです。すなわち、敢えてアカラサマな嘘を吐こうなどと考えているような人は滅多にいないわけですから、「一般的な傾向として」等の前提が当然あるものとして、「それならば」ということで「はい」を選択する人もいるのではないかということです。

 確かに就活に取り組んでいる人からしてみれば、これしきのこと「当たり前」なのかもしれません。でも、こと後者の例に限って言えば「いいえ」と答えたことを以って「こいつは嘘吐きだ」と一概に割り切ってしまうのは如何だろうと思います。無論「(思いつく限りでは)嘘を吐いたことはない」という人と「(割と)嘘を吐いている」という人とを比較した場合にはどちらがマシかは言うに及ばないでしょう。

 自分が後者のような曖昧な質問をする企業に巡り合った際には、一応は「正直に」答えざるを得ないでしょうが、どちらかといえば此方から「願い下げ」(笑)との印象を若しかしたら抱いてしまうかもしれません。。。
 (以上)