社会人になって初めての移動シーズン。他の100人単位の部署に比べ、20人そこそこの自分の部署ではそんなこと縁の遠い話・・・なんて思ってたら、自分の部署から3人転勤することになりました。
1年という期間・・・そりゃ~これから40年先働き続けることを考えれば、あっという間かもしれませんが、新人としてみれば実にいろいろなことがあったように思います。よくよく考えてみれば、1年間ずっと同じ部屋の中で、同じ空気を、家に居る時間より長く・・・過ごしてたわけです。そんなわけで、親近感がない…といえばウソになるでしょう。大学や高校時代に見た親の顔の時間よりも長いんです。
最初こそ「送別会、メンドくさいな~」「そんな見え見えのムード作らなくてもいいでしょ」なんて思ってたりもしてましたが、送られる側からしてみれば「たとえ“形だけ”であっても、自分のためそこまでやってくれるのが嬉しいんだろな」と、送別会が終わり寮から颯爽と駆け出す先輩の姿を見て思うようになりました。
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「ねえ、ちょっと手伝ってくれない?」この一言が始まりだった。
私が勤めている会社ではリクルート活動という、大学のOB・OGが新卒の学生を対象に話し合いを行い、「この人だったら自分の会社に入れたい」と思う学生を人事面談に推薦する(あくまでも「推薦」であり、必ずしも通るわけではない)独特の採用制度がある。その採用活動に呼ばれたのだ。
私自身は大阪に転勤になったため、直接的には自大学のOBとなるわけではないが、それでも人数が少ない他大学のOBとして活動したりもすることがある。よくよく考えてみれば、入社1年足らずの新人に一学生の人生を左右しかねない大役を任される…とは凄い話である。
実際、自分が担当するのは、大まかに採用の流れを説明すれば、
初回面談→2次面談→テスト→3次面談→4次面談→人事面談(最終)
とあるうちの初回面談、2次面談であり、そこまで本格的に絞り込む段階ではない。もちろん学生の全員が全員、人事面談まで残れるというわけではなく、1~4次までの面談の中で見込みがない学生には次回アポを取らないこともある。各大学のOBの方針によっても異なるが、たとえば自分の担当している大学だと、30人受けたとしたら、最終面談まで残れるのは大体6~7人といったところだろうか。
実際には私自身の一存で、あまりにも見込みがない学生、残念だけれど就活が遅すぎた学生には次回アポを取らなかった学生、かなり低い評価となった学生も中にはいる。「まだ就活の時期としては早い段階だから、ここで一旦目覚めてくれよ」というエールの意味合いを込めたものだ。
反対に、早い段階とはいえ就活慣れしている学生、自己主張が強い学生もいたりする。だけど、あまりに流暢に話されてもちょっと胡散臭かったりもする。面談を重ねるに連れ、「これは完璧!」という学生は存在し得ないことに気付かされる。一部分の短所は一部分の長所であり、一部分の長所は一部分の短所であるからだ。そんなこと分かりきったことだとも思えるが、やはり多くの学生と面談を重ねるに連れ、身をもって感じさせられる。
概して言うと、今やっているリクルート活動では、新卒の就職活動はこんな感じか…というのを知るのと同時に、多くの学生と接していく中で自分の心が洗われていく…という感じを得ている。2年前の自分は何をしたかったのか?何を軸として生きていきたかったのか?自己分析は今でもできているのだろうか?結果、今の自分に満足しているんだろうか?
やはり人は人と接していく中で成長していくものだと改めて感じる。
近日、就職後に出会った知人の結婚式に参加することとなり、写真撮影を任されることとなりました。「写真撮影」とはいっても、今まで全く撮ったことも撮られたこともなく、全く初めての試みです。 「おまえは感情の豊かさがないから情操教育のために、写真を始めろ」との上司(自称プロ?)の言葉がきっかけです(^^;
「まずは人を撮るためにはサルを撮ることから始めろ」との言葉どおり、先日、京都の岩田山で写真撮影を敢行しました(できれば写真を載せたかったんですが、メモリーが大きすぎて載せられませんでした)。
結果、写真を撮った中でいくつかの代表作を5つほど所属の人に品評してもらったんですが、評価としては「まずまずだけど、まだまだカメラの枠にとらわれている。もっと枠にとらわれず、ダイナミックな写真を撮らないと。」とのこと。できればサル全体を写すのではなく、一部分だけアップして撮り、見る人の想像力を掻き立てるのがいい、とのこと。
写真一枚撮るにも奥が深いんだな~というのが率直な感想です。まあ、こんなレベルでも趣味の一つにできればと思います。
先週の土日、ダイビングの海洋実習で、
「オープンウォーター」と呼ばれる初級ライセンス取得のための
講習を受けに行きました。
―――もうこれでおしまいか―――
海水を鼻から飲みながらこう思うときが何度かあったものの、
何とか無事、生還して帰ることができました。
オープンウォーターの講習の中で、最大の山場は
「水中でのBCD脱着」と呼ばれる練習。
BCDとは生命維持装置そのもので、
簡単にいえば、水中で酸素を補給するマシーンです。
このマシーンを脱着する・・・というのですから、
失敗をすればどれほど危険な行為かは察せられるところかと思います。
「こんな練習をして、一体何になるのか?」という思いは抱きつつも、
インストラクターの補助を借りながら何とかクリア。
・・・とはいえ、実際に水中でBCDの脱着なんてしたら自殺行為です(汗;
結果は、今週、ライセンス取得の申請書を出しに行けば、
見事「オープンウォーター」と呼ばれる初級ライセンスを取得することができます。
“ライセンス”とはいっても、特に公的・法的な効力があるわけではなく、
あれば「旅行先でちょっとダイビングができる証拠になる」かなぐらいな感じです。
まあ、ライセンスのカードをもらえるだけなのですが、
それでもないよりかはあった方がいいでしょう。
近々、このカードをもらいにいくつもりです。
・・・でも、また行ったら「次のステップに進みましょうよ」って勧誘されるんだろな(笑