すみません。m(_ _)m
ヤシの御説教の為、初回にも拘わらず見ることができませんでした。
(2006年03月05日19時39分22秒記す)
評価:A 私が最後にして見た「最初」の作品がコレです。うむ…最終回として相応しい。実際には違いますが。
初回とあってか色々な部分が違いますね。心なしか文字が小さかったような気がしますし、ナレーションも初めて入っていたような気がします。
それに初回のエンディングもこんなんだったんですね。流石「手品」を主題としただけの“種明かし”ではある。
内容としては、セブンの次に放送されただけあって、最初は一寸子供向けっぽいような(服装とかが派手でしたし)印象を受けました。ですが、矢張り落ち着くところは『怪奇大作戦』。実に意味深な内容だったと思います。あの何とも救いようのない“狂い”が良い味出してるんですよね。壁抜け男の服装が派手だった点についても、嘗てこの男がマジシャンであったという経緯を考えれば十分に納得もいき、また哀愁を感じさせられるところでもあります。
後は、最後までどうなってんだろうという興味を持たせ続けたのも見事だったと思います。とても25分の内に終わったとは思えない位の密度の濃さでした。
これから「怪奇」が始まっていったんだなあ・・・と、しみじみ。
そ~言えば、今回初めて気づいたのですが、オープニングに『怪奇大作戦』と流れる文字,よく見ると「戦」の点が抜けてますね。これはアカラサマだったと思うのですが、これも何かの意図を含んでいるのでしょうか?まぁそう思わせるくらいに、本シリーズの社会に向けての「問いかけ」は深く、また多かったと感じています。
どういう締めくくり方かはよくわかりませんでしたが、これを以って「如何に子供向け番組をマジで語るか」をコンセプトとしてきて行ってきた本ブログを此処に終焉させたいと思います。
「怪奇」に始まり「怪奇」に終わる―――【完】
(2006年08月09日21時50分25秒追記,2007年04月21日11時17分00秒補訂)
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