2006 ジャムシェド・ウスモノフ監督 制作国:タジキスタン・フランス 95分
評価:D ええ,超マイナー路線驀進中です(笑)。知人から「チケットが余った」とのことで頂戴しましたので、何の躊躇いもなく出向いてみました。
初めて見たときは文字の感じから「ロシア映画かなー」と思ったのですが、何とタジキスタン映画だそうです。
内容は・・・一言でいって「ナンじゃ、コリャ?」
開始早々ストーカー行為をし続けるカマル少年。しかも所構わず自分の目に入った女性を追いかけ捲くるもんですから、途中からちょっと嫌気がさしてきたというのが本音です。
まあ「これだけストーカーに徹する映画もなかなかないし、これが意味を成す大波乱が後で待ち受けているのだろうなー」と思ってはみたものの、話が進むに連れこの期待も見事に裏切られてしまいます。
浮気・窃盗・売春・強盗・殺人・強姦・性交・・・等々これら全てが、実に無意味に取り入れられています。R指定どころか「芸術」性すら微塵も感じられません。
「結局、言いたいことは何なんだよ(怒)。」
この映画を見た以上、こう呟かざるを得なくなるでしょう。
これだけ無意味な映画も「未曾有」と言っても過言ではありません。これが日常生活の一片を映し出しているというのなら未だしも、現実味すら全くない・・・。
これが世界映画のレベルというものなのか・・・。残念ながら、私にはまだまだ理解し切れないみたいです。
それとも何か、この映画は人に嫌気を催させることが目的だったのだろうか?
だとすれば、この映画も少しばかりか救われるんでしょうけどね・・・。
(2006年11月23日21時43分31秒記す)
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