『犬神家の一族』を見終わった後、特にすることもなくなったので、ぶらぶらと浅草界隈でも散策してみることに(するつもりと)しました。
「何かウマいメシ屋はねえがー」
・・・と探していたとき、ふと先日友人から奨められていた『カツ吉』というとんかつ屋を発見。

見るからに高級そう。しかも値段が外から見ただけでは分からない。新宿なら一発アウトとなりそうな雰囲気を醸し出しているお店(?)です。
でも折角浅草まで来たんだし、とんかつが法外な値段になることも考え難いし、お正月だし・・・ということで少々高かろうことは覚悟しながらも気を吐いて(??)入店することとしました(ケータイで写真を撮ろうと思ったのですが、無断撮影・転記はお断りとのことだったので残念ながらとんかつそのものを写すことはできませんでした)。
店内に入ると50種類ものメニューがずらり云々というのは誰かが説明してくれるでしょうので、取り敢えず私が頼んだ「みそとんかつ」の味だけでも早速格付け開始。
石部的満足度:★★★★★ 正直「うまい」という言葉が自然に漏れてしまうくらいに“うまい”です。肉の柔らかさも然ることながら、衣の中に閉じ込めた「みそ」もうまい具合に絡み合って、正に「肉を楽しんでいる」という感じがします。
実はとんかつを食べる前、店の人から「ソースはキャベツだけにかけて食べてくださいね」との言葉を頂きました。拙者、これまで「とんかつ」はソースをかけて食べるもの,ソースはとんかつに合うから置かれているんだという認識の下“必ず”ソースをかけて食べる習慣があったんですが、こと今回に限っては初めて「そうでもないな」との認識を抱くようになりました。ソースをかけたなら却って味が損なわれてしまう・・・そう,正に石部の中で「とんかつ」に対する革命が起きてしまったのです。「本当にうまいとんかつというものは、何をかけずとも本当にうまい」ものなんだ、と。
値段は、ご飯+味噌汁込みで2000円・・・というのは、正直「準ニート」の身分の石部には少々痛い金額でしたが、こういう稀有な経験ができただけでも十分に価値はあったと思います。社会人になったら浅草で自信を持って奨められる店・・・そんなところです。
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そう確かに、あれはうまかった…
「しそとんかつ」もオススメ!です。

社会人になってああいう名物を普通に食べられるようになる・・・ということを考えれば、働く意欲も湧いてくるってもんです。
今度は是非「鏡とんかつ」に挑戦してみたい・・・。
[2007/01/08 01:28]
石部
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