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宝島 

1950 ロバート・ルイス・スチーブンソン著 ディズニー社制作 94分40秒

評価:B+

 久々に時間が空いたので、『ポケットシネマ』を増やそうかと思います。

 今回の映画は『宝島』です。私たちが生活を送っていく中で其処彼処に散見される「宝島」という言葉ですが、どうやらこの話が起源らしいです。つまり、余りにも人々の記憶に留められすぎて、故に皆が遣い始めたとか。まあ、話の内容とは関係ない場合が殆どですが(笑)。

 話の粗筋は、宝探しに出かけた船が、水夫に化けた海賊に乗っ取られるというものです。

 正直、感想書きにくいです。多分私が「少年」の頃にこれを見たならば、きっと興奮の余り夜も眠れないほどになったのでしょうが、今見ても「昔の話でしょ」とドライな感想しか抱けません。

 でも、まああれだけドンパチやって海賊の親玉(?)であるシルバーが逃げ果せるという展開はなかなかだったと思います。やはり「海賊」は「正義」に殲滅され過ぎてははならないのです。「海賊」は「海賊」でまた、「少年」たちの憧れの一つであったのです。だからこそ、ああいった展開にしなければならなかったのです。

 序でに、本作はディズニー社が拵えたそうです。ディズニーといえば、やはり『カリブの海賊』でしょうが、頭と大腿骨2本を組み合わせた旗が使われていることや、ラム酒を飲み捲っていることからも共通しています。実際に存在した「海賊」の死因は性病によるものが大半で、本作のように戦闘で死亡するなんていう実態は殆どなかったようです。でも、ここ(『宝島』)で魅せられている「海賊」の姿は、典型的な『カリブの海賊』(“略奪・同士討ちによって戦死する”海賊)の姿であり、これも少年の興味をそそる一つの要因となり得たのでしょう。

 そういった諸々の事情を考えると、この作品が広まっていくことにより勝利を得たのは主人公の少年というより「海賊」の方であったかと思われます。私自身も主人公はシルバーであったかのように思えてなりません。

 ・・・後は、海賊も夜になると活動を休止するんだなってこと(笑)。流石の「海賊」も、「人」は「人」だったんですね。

 そして、仰々しいながらも評価は・・・どちらかといえば「少年」向きであるとはいえ、最後まで飽きずに見ることができ、結構面白かったので「B+」とさせて頂きます。
 (2007年04月04日13時34分08秒記す)
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[2007/04/04 13:34] ポケットシネマ | TB(0) | CM(0)

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