1979 シルベスター・スタローン主演 シルベスター・スタローン監督 シルベスター・スタローン脚本 制作国:米 118分35秒
評価:A- やはり、続編がある・・・ということで見てしまいました『ロッキー2』(^^;
作品の粗筋としては、『ロッキー』でのアポロとの健闘後、ロッキーは右目を負傷。アポロから再戦の挑戦を受けるも、今度は闘えば盲目になることを恐れ、CMタレント,精肉工場の作業員,ボクシングジムでの清掃員・・・と“ボクシング「外」”での仕事を転々。しかし、①どの職場もロッキーには不向きであったこと,②アポロとの再戦の気運が高まったことなどが作用して、やがてアポロとの実質上のリターンマッチが決定していく・・・というものです。
確かにロッキーも一旦はゴロツキへと戻ったとはいえ、右目を負傷している事情を考慮すればやむを得ないのかな・・・と思ったりもします。
ただ、ここでロッキーがアポロを打ち負かして世界チャンピオンになってしまった・・・という結果は、少しストレート過ぎたかもしれません。前作との流れも兼ねて、どうしてもこのような結末にならざるを得ないのは重々承知できるのですが、ここが「2作目」以降を作る上での弱点たろうと思います。故に、①“勝利”は1パターンではないこと,②実話に基づいた“ええ話”,という前作にあった優れた点がなくなってしまったのは残念です。
・・・でも、作品的には飽きが来ることなく最後まで見続けることができましたし、エイドリアンの出産に絡むロッキー達の心情変化は目を瞠るものがあったので、巷で言われる評判よりかは私的には見応えがあり、「A-」とさせて頂きます。
次回作はどんなのでしょう(笑)
(2007年04月13日10時50分54秒記す)
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