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第十話 死を呼ぶ電波 

評価:C+

 とある人物が車が降りた。
 ん?何処かで見たことがるような―――
 そうだ、アマギ隊員こと古谷敏氏だ!
 然し、家についてプロレスを見ようとした瞬間、光線銃の様なモノでやられる。
 
 その登場時間、僅か46秒。
 セブンファンの方々、ご愁傷様でした―――

 そして、早速その原因を探るべく調査が始められる。何ともレーザーに因るものだとか・・・
 
 ん?―――
 レーザー?若しかして、白い顔の男か?とも期待してみたりしたが、特にそういう展開ではなさそうだ。
 
 何だかんだで電波が遠隔操作されている事が明らかとなるが、
 正直なところ・・・
 冗長である。
 確かに犯人の拠点を突きとめるまでは、時間がかなり割かれていてそれなりにハラハラさせるものであったと言い得るかも知れない。だが、行く着くところは矢張り“お決まり”といった感じで、犯行は既のところで阻止されてしまうし,それに至るまでも如何しても時間が長く経っている様に思えて何処か不自然さも残る。
 
 我思う―――
 恐らく今回は、次回の大作に向けての中休みだったのだろう、と。
 
 何かエンディングも、その道には精通しているであろう円谷プロが敢えて出すものではなかったろうし、時間稼ぎをしている様にも思えなかったりとかしないわけでもなかったり・・・。
 
 まあ、それでもラストは考えさせるところは残そうとしたのか,それなりに科学の二面性を主張している様にも思えたし、ムラマツキャップ・・・いや、町田警部の「法の裁きでムラキを断罪せんことにはな」とはの言葉には、「うんうん」と頷いてみたりとか・・・。
 結局、「仇討」や「科学」の行き過ぎに対する「法」の確立の必要性が説かれている様な気がしました。そういう意味では、一応「+」にはできるのかな、と。

 にしても,まだ小山内の研究室に自殺用の電流器が置かれていた事は、仇討を果たした後に自らも自殺しようとしていたのならば解せないわけでもないが、仇討用の計画ノートのタイトルに『復讐日記』と書くのは如何なものかと・・・
 
 個人的にはエンディングで『復讐日記』の内容が映し出されていれば尚一層評価は高かったかな,と。
 (2006年03月26日22時19分08秒記す)
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[2006/03/26 22:19] 怪奇大作戦 | TB(0) | CM(0)

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