今日(9月18日)、ギネス記録で世界最高齢「男性」に認定された宮崎県の田鍋友時さんが112歳の誕生日を迎えられた、とのことです。
風呂以外は人の手を借りることもなく、日記をつけ新聞を隅々まで読むのが日課だそうです。
そうか、「日記」と「新聞」が長寿の秘訣か……
ところで、この田鍋さん、「何歳まで生きたいか」との質問に
「無限に生きたい。死にたくはないね」と答えられたそうです。
ここまでストレートに仰られた方も、記憶にある限りいらっしゃいません。
この「生きたい」という望みこそが最大の長寿の秘訣かもしれませんね。
そして、「日記」を付け「新聞」を読むことで「今、自分が“どこ(どの時代)”に足をつけているのか」をしっかりと把握してらっしゃるのでしょう。
「時代は変わった。でも自分は今、ここに顕然として存在している」との思いが、「先の世も見てみたい」という希望を生み出しているのかもしれません。
ちなみに、今から「112年前」といえば「1895年」。かつて社会科の教師が、その幼い頃、日清戦争に出兵した人の話を聞いていた…と言っていたことを思い出しました。
ですが、日清戦争に出兵した人はおろか、その頃に生まれた人もこの世にはいません…。そう思うと、ちょっと寂しい気分になります。
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