ちょっと覗いてみましたが、すごい廃れ具合ですね。。
それはさておき、今日、上野の国立科学技術館に『大ロボット博』というのを見に行きました。
「ロボット」なんて言ったって、ナニ展示してるのかな~なんて思ったりもしましたが、意外と楽しむことができました。
しかし、それにしても「人型ロボット」というのは日本だけの概念だというのにはちょっと驚きました。
一緒に随伴させてもらった理工系の友人曰く「欧米では人型のロボットを作ること自体が神に対する冒涜なのだ」と。
それに比べ、日本では「鉄腕アトム」といった漫画の影響も宜しく「人型ロボットを作る」ことに対する抵抗が少ないのだそうです。
私は一瞬、先日の『スターウォーズ』を思い出したりもしましたが、あくまでもそれは「SFとして」「物語として」のもの、とのこと。欧米で実際に「研究」「開発」対象とされているものとして人型のものはまずないようです。説明板にも「ない」と断定して書かれてました。
としたら、「人型ロボット」の開発は日本オリジナル。一見したところ、ちょっとムダだな~と思うところもあるかもしれませんが、これはこれで行く行くは「癒し」「和み」を与えるものなら全くムダでもないのかな、と。
ロボットの開発で最後に行きつくところは、といえば「人間らしさ」「親しみやすさ」なのかもしれません。たとえば少子高齢化する社会の中で、ひたすらに単純作業だけこなすロボットを開発したとしてもあまりにも「冷た」すぎるかもしれません。
幾ら「ロボット」は「ロボット」と言っても、その裏では必ず開発者の思いや汗というものがあることを思えば、強ち「非人間的」「機械的」とも言い切れないものなのかな、と。
今回のロボット博で「ロボットに対する人々の熱意・希望」に触れてみて、ちょっとばっかしこんなことを思いました。
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