大阪のミナミで働く会社同期(東京勤務)との飲み。
仕事上でのやりがいや転職、年収、資格取得のこととかを話し合う。
「仕事のやりがいってなんなの?」「今の仕事だとね…」
「彼女は毎朝2時間くらい早く来て仕事してるみたいだよ。もちろん、お金は出ないけど」「仕事が好きっていいことだね」
「今、転職したときのこと考えて税理士の勉強してるんだ」「…でも、頑張って税理士になっても平均年収は今の会社とあんまり変わらないんだよね」
「去年、会社を辞めた同期は雑誌の編集の仕事をしてるみたいだよ。今は全然時間がなくて大変みたいだけど」「彼は営業の最前線に行くより、アカデミックな仕事がしてみたかったみたいだね」
いろいろ話してみたけど、どうも話に熱中する自分の後ろ側で、「で?」と問いかける冷めた自分がいるような気がする。。
“人って何のために働いてるんだろう?何のために生きてるんだろう?”
しけた自分が話をすると、大体こんなムードに包まれる。
そして、こんなパターンになった帰りの電車のなか、決まっていつも虚無感に囚われれる。
―――結局、頑張ってみたところで、それが何の意味があるんだろう。
本当にこんな生き方って面白いんだろうか?
上向きの人はとことん上向きになれるし、下向きの人は大抵いつも下向きだし、
人って、育った環境も含めて、生まれながらにして不公平だよな…
はァ、なんだか虚しくなってきたな―――
そんなことを思いつつ、ふと点けたアイポッド。
何千種類という曲が無作為に詰め込まれているけど、たまたまふと耳にしたのが、このタイトルにある『スタートライン』という金八のドラマで流れた曲。
何の縁があってこの曲をアイポッドに入れたのかわからないけど、だいぶ昔にリアルタイムで聞いたことがある。
当時は何のことを歌ってるのかさっぱりわからなかったけど、今になって改めて聞いてみたら初めて意味が分かった気がする。
…もう少し頑張ってみようかな。
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