fc2ブログ




リク面本格化 

 「ねえ、ちょっと手伝ってくれない?」この一言が始まりだった。

 私が勤めている会社ではリクルート活動という、大学のOB・OGが新卒の学生を対象に話し合いを行い、「この人だったら自分の会社に入れたい」と思う学生を人事面談に推薦する(あくまでも「推薦」であり、必ずしも通るわけではない)独特の採用制度がある。その採用活動に呼ばれたのだ。

 私自身は大阪に転勤になったため、直接的には自大学のOBとなるわけではないが、それでも人数が少ない他大学のOBとして活動したりもすることがある。よくよく考えてみれば、入社1年足らずの新人に一学生の人生を左右しかねない大役を任される…とは凄い話である。


 実際、自分が担当するのは、大まかに採用の流れを説明すれば、

 初回面談→2次面談→テスト→3次面談→4次面談→人事面談(最終)

 とあるうちの初回面談、2次面談であり、そこまで本格的に絞り込む段階ではない。もちろん学生の全員が全員、人事面談まで残れるというわけではなく、1~4次までの面談の中で見込みがない学生には次回アポを取らないこともある。各大学のOBの方針によっても異なるが、たとえば自分の担当している大学だと、30人受けたとしたら、最終面談まで残れるのは大体6~7人といったところだろうか。

 実際には私自身の一存で、あまりにも見込みがない学生、残念だけれど就活が遅すぎた学生には次回アポを取らなかった学生、かなり低い評価となった学生も中にはいる。「まだ就活の時期としては早い段階だから、ここで一旦目覚めてくれよ」というエールの意味合いを込めたものだ。

 反対に、早い段階とはいえ就活慣れしている学生、自己主張が強い学生もいたりする。だけど、あまりに流暢に話されてもちょっと胡散臭かったりもする。面談を重ねるに連れ、「これは完璧!」という学生は存在し得ないことに気付かされる。一部分の短所は一部分の長所であり、一部分の長所は一部分の短所であるからだ。そんなこと分かりきったことだとも思えるが、やはり多くの学生と面談を重ねるに連れ、身をもって感じさせられる。

 概して言うと、今やっているリクルート活動では、新卒の就職活動はこんな感じか…というのを知るのと同時に、多くの学生と接していく中で自分の心が洗われていく…という感じを得ている。2年前の自分は何をしたかったのか?何を軸として生きていきたかったのか?自己分析は今でもできているのだろうか?結果、今の自分に満足しているんだろうか?

 やはり人は人と接していく中で成長していくものだと改めて感じる。
スポンサーサイト




[2009/03/24 00:44] 徒然なる日記~石部金吉の備忘録Ⅴ編~ | TB(0) | コメント(-)

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://abc4439.blog54.fc2.com/tb.php/574-8325f735