自分がいることでその人に何ができるんだろう?はたして、何をしてあげられたんだろう?
もしかしたら、その人にとっては自分はホコリのような存在だったかもしれない。いや、目に見えないぐらいのチリだったかもしれない。
全く存在を感じられない空気だったかもしれない。
でも、それでもいいじゃないか。自分一人だけ場違いなところで泣きくずれたっていいじゃないか。
少なくとも、自分はその人を感じていたんだ。それだけでいい。これが自分のありのままの姿だ。
いくら腑甲斐なくても「金さん」って名前を呼んでもらえるだけで嬉しい。目があっただけでもいい。確かに自分はそこにいたんだ。
もしかしたら自分はいてもいなくてもその場は変わらなかったのかもしれない。でも、その場に自分がいれた、そのことだけで幸せだ。
さあ、また明日から新しい日々の始まり。「生きている」。それを実感できることこそが今の自分の原動力だ。
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